部門別管理を確立した22号レジスター
1961年(昭和36年)~1962年(昭和37年)
1961年(昭和36年)スーパーマーケットへの納入等でベストセラーモデルになった「22号レジスター」が発売されました。8個の部門別合計器を搭載し、合計器のボタンには「ヨ・キ・ミ・セ・サ・カ・エ・ル(良き店栄える)」と記してありました。この機能によって、お店の取扱商品を例えば、青果、鮮魚、精肉、酪農品、一般食品、塩干物、冷凍食品、調味料などに分類して、部門別管理を行うことができるようになりました。
それまでは、お店全体で管理をしていましたが、部門別に管理することができるようになったことから、それぞれの売上や利益の検討などによる売り場面積の変更や取扱商品の変更など、細やかな計数による科学的な経営ができるようになりました。
ダッコちゃん大ブーム
/共同通信社・提供
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「ダッコちゃん」人形は、1960年発売され日本中で大ブームを起こしました。価格は180円で、年間に240万個という売上げを記録しました。ちまたでは子どもから大人まで、「ダッコちゃん」を腕につけるのが流行しました。
1961年(昭和36年)
1961年(昭和36年)
- 流通革命論が注目される
- 割賦販売法公布
- 大相撲が横綱、柏戸・大鵬時代に
- 「上を向いて歩こう」「王将」大ヒット
1962年(昭和37年)
東京・赤坂の旧本社屋が完成
1962年(昭和37年)
- 世界バレーボール界で「東洋の魔女」活躍
- 東京が世界初の一千万都市に
- 通信衛星“テルスター1号”で、米国~欧州間の初の国際テレビ中継
- ツイストが流行