プレスリリース
日本NCRの商品MDコントロールシステム、アパレル専門店SHIPSが導入
単品の商品計画から結果検証までの情報を一貫管理
2014年11月25日
日本NCR株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長兼CEO:諸星俊男、以下日本NCR)は、当社の提供するMD(商品管理)システムが株式会社シップス(本社:東京都中央区 代表取締役社長:三浦 義哲、以下 SHIPS)に導入されたことを発表しました。
SHIPSは、1975年設立以来、アメリカやヨーロッパ等からさまざまな商品を買い付け、幅広い世代に向けてスタイリッシュでスタンダードなファッションを提供しています。これまでのシステムでは、シーズンごとの商品MD計画から検証までの情報を一部分割処理しており、また、検証・管理を個人の経験値等で行うこともあり、PDCAサイクルをマネジメントすることが困難でした。その結果、販売機会を損失するとともに、不良在庫を抱えるケースが発生していました。セレクトショップは、商品数が多く、売れ筋商品の入れ替わりが激しい一方、店舗が比較的小さいため多くの在庫を各店舗で抱えることができないため、店頭でのフェース在庫の効率的な鮮度管理が重要な経営課題となっています。
今回、日本NCRのMDシステムを導入したことにより、52週の単品の商品計画から結果検証までの情報が一貫して管理ができ、これまで属人化していた業務をシステム化することが可能になります。また、計画や過去の実績などさまざまな切り口での見える化により店頭フェース在庫の鮮度コントロールが可能となり、変化が激しく多様化したお客様のニーズに応じて、タイミングを失せずに対応することができます。さらに、売れ筋商品の店舗間での移動を効率的に行うことにより、コスト削減にもつながります。バイヤーが買い付け先から即座に発注情報や商品画像データを登録できるようにiPhone、iPadでの入力にも対応している点も、今回のシステムの特長のひとつです。
SHIPSの情報システム部部長 大塚祐史氏は、「弊社が日本NCRのMDシステムを導入したのは、見える化によりMD業務を統制し、多様化するお客様のニーズにタイムリーに応えていくためです。日本NCRは、MDシステム導入の経験が豊富で、弊社が目指す業務モデルに適した提案があり、システムグランドデザイン(全体システム化計画)段階から一緒に作りあげていきました。弊社は、お客様との接点である店頭でのトレンドやフェース在庫の鮮度を重視したMD施策を推進しており、弊社の業務とMD業務に関するノウハウをよく理解しているNCRは良きパートナーです。」と述べています。
日本NCRは、セレクトショップの商品管理の効率化を、今後も支援していきます。
* NCRは NCR Corporation の米国および他の各国における商標または登録商標です。